節約と貯金

多くの人は、節約と貯金がちぐはぐになっており、せっかく節約しても結局は他の
ものを買ってしまい、なかなかお金を貯めることができないという結果になります。

そうならないように、まずは何が目的でいくら貯金したいのかを、しっかりと把握する
必要があります。

例えばどこかに旅行に行きたいだとか、子供の教育資金の積立、家を買うために、
老後の生活資金などしっかりと「何のために貯金したいのか」というのをはっきりと
認識するようにします。

そこで決めた目標金額から、節約と貯金の関係が出来てきます。いくら貯める必要が
あるのか、逆算して考えないと、貯金は難しいのです。

本当にお金が大好きな人は、通帳に数字が積み上がって来ること自体が快感らしいの
ですが、普通の人は貯金のための目的意識を持つというのは大切なことです。

もちろん複数の目的を、同時に回していくのは問題ありません。
むしろそうなるのが自然だと思います。

あとは実践するために、毎日の収入と支出をメモして、何にいくら使っているのかしっかりと
把握します。

一般的にお金にルーズで、資産を残せない人はこのような作業をしていません。
何となくガムを買ったり、缶コーヒーをかったりなど細かい出費も多いのです。

それに反して、資産を作っていける人はしっかりとお金の流れを把握していて、無駄なものに
は使わないのです。

これは高価なものでも安価なものでも、同じようにチェックしているのでしっかりと目標金額も
貯めることができるのです。

このように節約と貯金の効果を発揮するためにも、今すぐ収入と支出を記録して、分析する
癖をつけるようにしましょう。

数年後、あなたの銀行口座の金額ががらっと変わっているかもしれません。